今年も昨年に引き続き『石垣島Natureリトリート』を開催することができました。 

全国から参加してくださった11名のみなさんと、6名のスタッフで過ごした2泊3日は、美しい光に包まれているような時間でした。

自然の恵みに溢れる土地、そして純粋な食事、瞑想的なTriYogaのフローが、私たちをより繊細な心地よい空間へと導いてくれました。


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今回の滞在場所は、沖縄独特の赤瓦の屋根のお家が並ぶ白保地区にある立派な古民家 Le Lotus Bleuさん。

飛騨高山から移築された、黒を基調とした木造の古民家は、1階に広々としたキッチンと囲炉裏の間、ゆったりとくつろげるダイニングスペース、お庭の眺めが素晴らしい畳のヨガスペース、そして2階は各お部屋にはお風呂とトイレ付が付いている、リトリートにぴったりの施設です。

広いお庭には美しい南国の花が咲き、海まで徒歩2分の立地ならではの心地よい風が吹き、滞在中とっても快適に過ごすことができました。



 

リトリートの初日のプログラムは、Yokoによる和室でのヨガフローから始まりました。

TriYogaの大地のフローで、石垣島のこの場所に私たちの心と身体を根付かせるよう、じっくり身体と向き合いました。

TriYogaは「動く瞑想」とも言われているように、フローの中で内観を深め、内側から湧き出るエネルギーを体感します。同時に、地・水・火・風・空の5つの要素に沿ったシークエンスにより、股関節から背骨へと柔軟性と強さをやしないます。

 

じっくりとグラウンディングをした後は、島のお野菜をふんだんに使ったヴィーガンの夕食です。
この日はひな祭りに近いことから、美しい押し寿司が登場しました♡





翌朝は、午前7時からMaayaリードで呼吸法とヨガフロー。
2時間半のたっぷりとした時間を使い、水と火のフロー、背骨の解放と下半身の強さを養いました。

 

純粋なエネルギーがたっぷりと詰まったブランチをいただき、午後からは、Ayakaちゃんによるロースイーツレッスン。

ロースイーツは、 48℃以上の加熱調理を行わず、生の野菜や果物、海藻や発酵食品、ナッツ類などを使う栄養や酵素もしっかり摂ることができるパワフルなお菓子です。

今回はみんなで、No Sugar(砂糖不使用)No Gluten (グルテンフリー)No Additives(添加物なし)
をコンセプトとするブリスボールを作りました。



ブリスボールを冷蔵庫に入れて、ここからはアクティビティ、島の北側にある、南国の木々が生い茂り、ジャングルのような道の先にあるビーチでヨガタイム。

波の音を聞きながら、穏やかに、時にはダイナミックにフローしました。



この日は曇り空だったのですが、ヨガが終わって、みんなが森に入った途端、小雨が降ってきました。

まるで空が、ヨガの間は私たちを温かく見守ってくれて、雨を降らすを我慢してくれていたみたいでした。



ビーチヨガの後は「ゆらてぃく市場」でお土産ショッピング。フルーツは、ピーチパインやスイカ、パパイヤ、グアバなどが並んでいましたよ!

 

 

(ゆらてぃく市場の駐車場でのひとコマ、ムーチーパーティ)


ムーチーとは、健康や長寿を祈願する行事で食べるお餅です。
月桃の葉に包まれているムーチーを偶然みんなが購入していて、ひとり、また一人と、お買い物が終わった人たちが集まってきておやつタイム。

まるでパーティのような楽しい時間でした♡


 

 

そして、2日目の夕食はスパイスカレーとお野菜たちでした。

 

夜はAzusaによるキールタンでした。
キールたんとはインド版賛美歌のことを指し、声を出し歌うことで体の緊張をほぐしたり、滞っていた感情を押し流したり、抵抗を弱めたり、心身をパワフルに浄化してくれます。

みんながそれぞれにもつユニークな楽器とも言われる唯一無二の声を重ね、一つになっていくその美しい瞬間を共有しました。




楽しい時間は過ぎるのがとても早く、あっという間に最終日となりました。

早朝7時のピリッとした空気の中、全員が和室に揃い、じっくりと呼吸法から始まりました。3日間のヨガフローで体験していただいたTriYoga。 

身体、呼吸、集中のバランスの中で、時にはリラックスして、時にはダイナミックにフローしました。





『石垣島Natureリトリート』の2泊3日の充実したプログラムを十二分に体験するにあたり大切にしているのお食事です。

ヨガスタジオTAMISAのカフェ部門、VegOut vegan cafeのスタッフ、Ekoちゃんの手から生み出される、おばあちゃんのインスピレーションと共にある食事はまさにアートでした。

毎回その食材の美しさが最大限に引き出され、五感を使って味わい、噛みしめるごとに味わいの増すお料理に、参加者のみなさんも、スタッフも終始感動しました。


日本全国の地域から、性別、年齢、バックグラウンドがさまざまな人たちが1つの場所に集い、2泊3日という有限である時間を共にし、寝食を共に、ヨガのプラクティスに取り組み、自分と向き合い、自然の中でアクティビティを楽しむ旅。


駐車場で食べた、沖縄のお餅「ムーチー」のパーティーも楽しかったな。


流れていく時間の中で、「今」を共に過ごし、体験し、またみんな元の居場所へと還っていく。


また自分の魂が洗われたような、自分軸を再確認しに行ったような、
そんな時間でした。



この大きな変化の時期にご参加くださった皆さま、リトリートへお心寄せをいただいた石垣島のみなさま、京都からサポートしてくれたスタッフに大きな愛と感謝を込めて。





ライター:Azusa, Yoko

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