yinyangとともに過ごす、わたしを豊かにする時間。
暮らしの様々なシーンを取り上げ、何気ない日常の中にある心地のよい気づきや発見を紹介してゆく新しい特集。
#yinyangとわたしvol.03 は、インヤンメンバーでもあり、ヨガインストラクターやアロマテラピストのsonoko さんのお宅にAimiがお伺いしました。
「おもてなし」の心はやがて自分自身へ
The Salon day
毎週2回だけの自宅サロンの日。
空気はカラリと乾き、風はひんやりと肌寒い。いよいよ秋がふかまってきたなあとしみじみ....
そんな、とある秋曇りの平日。京田辺に広がる美しい田園の中を抜けしばらくするとそのこさんのお家があります。
お家に到着すると、さっそくあたたかいお茶でゲストをもてなすそのこさん。お庭のハーブを使った香り豊かなハーブティー。この日は曇り空、レモンバームやレモングラスがどんよりした気持ちを軽やかにすっきり明るい気持ちにさせてくれます。
癒し、そして癒される愛のサイクル
「誰かを癒すために向けられる心は、巡り巡って自分自身へのおもてなしとして繋がります。技術ではなく心で。相手の感覚と自分の感覚をすり合わせていくように相手をやさしく包みながら滞りや身体の状態を俯瞰することを大切にしてます。」とヨガで学んだ力の抜き方や内観することが生かされているそう。
受ける側の自分を労わる心、そして施す側のgiveの心、この空間には双方の温かい愛のエネルギーが満ち溢れていました。
まずは自分自身を整えること
「トリートメントでは、自分の手から日々の在り方がそのまま相手へと伝わっていきます。
だからこそ日頃から植物たちのいいエネルギーに触れ、自分自身を整えることを大切にしています」
植物と自分だけの静かな世界は思考を沈め、こころを穏やかに、1日の活力がわいてくるそう。
香りは心の深いところへ届く
脳に近い鼻から入り昔の記憶や本来の自分、私たちの心の深いところと繋がることができる自然からの贈り物。
香りを通して自分を含め相手の意外な一面を発見したり、感情や気持ちをコントロールしたり学べば学ぶほど面白く、自分も周りも豊かになるアロマの知識の実践と共有はそのこさんの一生を通して続けていくライフワークだそう。
日常を好きな香り、こと、もので満たす
(上段は旦那さんの珈琲、下段にはそのこさんの精油たちがずらりと並びます。それぞれの好きを表現した空間)
(そのこさんの本棚。アロマの本にとどまらず、ヨガや哲学、人生の豊かさを深めてくれそうな本がぎっしり)
わたしにとってyinyangとは
「生活の肌。相棒」 長年着ているウェアはベンガラ染して新しい色で楽しんだり、やぶれて着れなくなったらはぎれとして使っています。オーガニックコットンでやわらかい肌触りなのでアロマを染み込ませてワークショップの際に利用したりと年々姿を変えていきながらも生活の一部として溶け込んでいます。毎日かならずどこかにyinyanagがあります。