みなさまこんにちは!

スタッフのアズサです。
今日はバリ島のお話をシェアしたいなと思い、ブログを綴ってみました。

SNSでわたしたちの活動を追って下さっている方々はすでにご存知かもしれませんが、51日の早朝に京都を出発し、約10日間わたしたちはyinyangの故郷であるバリ島を訪問していました。

今回の旅の目的は、年に2回リリースしているコレクション 2023 2nd コレクションの撮影と、現地で商品の製造・管理を担当するyinyangの生みの親ゆーやんに会い、今後のコレクションやyinyangとしての展開についてのミーテイングをすること。

そして3年ぶりに訪れるバリ島の「今」を、自分たちの肌で感じて体験し、インスピレーションを受け取り、構想しているリトリート実現に向けての視察。

コロナ明けのバリ島は大勢の人で活気に溢れていて、チャングー・ウブド・アメッド・シドメンと約4ヶ所訪問し、訪れる地域によってはその変化がめまぐるしかったり、3年前のあの頃と街並みが変わっていなかったり…etc

変化と維持を同時に見受けることが出来ました。

さて私たちが年に2回リリースしているyinyangのコレクションの多くはバリ島で製造しているため草木染めを使用しているものが多く、今回の旅でも染め工場に足を運びました。



染め工場は以前と変わらず稼働していて、コロナ前と同じ職人さんの顔を見ると、とてもホッとして本当に嬉しくなりました。

元々商品の品質管理の点でもハードルの高い草木染めに、コロナの影響も手伝ってか、工場を離れたブランドもたくさんあったそうです。

そんな中でyinyangは、10年以上の関係性を工場のオーナーMadeさんはじめ、職人さんたちと築くことが出来て本当に有難く思います。

煮出して色を抽出するための葉を枝から切り落とす方や、染色する方、そして染色した糸を紡ぐ方、織り機で織る方など、その工程一つ一つにほんとうに手間がかかっており、真剣で美しい職人さんたちの仕事ぶりに、感動のため息を漏らすばかりでした。





また今回、2020年より使用をはじめた土に還るショッピングバッグ、タピオカ素材のキャッサバ袋を製造・販売する会社Avaniにも訪問し、営業担当の方から直接お話をお伺いすることもできました。
同じような志を持ち、活動するチームのお話はとても刺激的で、新しいインスピレーションにもなりました。

残念ながら工場の製造過程まで見せていただくことは出来ませんでしたが、地球のことを考え常に挑戦をし続ける姿は、わたしたちに使命感を思い出させてくれました。

Avaniさんではバッグ以外にも、カテラリーやコップ、ストローなどタピオカをチップにして、そこからさまざまな商品を生み出していました。



分かりやすくバッグをフィーチャーして記事にされているサイトを見つけたので、是非ご参考までに。
https://neutmagazine.com/avani-eco-bag


そしてAvaniさんのサイトもチェックしてみて下さいね!
http://avani.demo.sldclc.com

そして2泊したウブドでの滞在は、ヨガシャラがあるエコホテルmana ubudさんに2泊滞在してきました。

まず驚いたのが、バリ島といえばヤシの木以上の高さのホテルが建築出来ないこともあり、広い敷地にゆったり滞在できる大きなお部屋、そしてプール!!!!

しかしmana ubudにはプールがない!!!

バリ島はまだ地下水を使っている地域も多く、水は大変貴重な資源であり、プールを稼働させるのにはある一定のエネルギーも必要であるとの理由から、プール自体を元々設計していないとのことでした。
また島全体が抱える深刻なゴミ問題などさまざまな環境問題を抱えるバリ島ですが、そこに加担することなく、ホテルビジネスを通して環境問題解決の一部となれるような活動をというコンセプトも印象的でした。

更に毎年1名mana ubudさんがノミネートした活動家の方を、支援金を集めて3年間その方の活動を支援するという試みには、とても感銘を受けました。

コミュニティ、社会全体に対する働きかけ、そしてみんなを巻き込み共に同じ方向性を向いて活動するその在り方に、yinyangのこれからを重ねながらお話をお伺いしていました。

Mana ubudさんの母体はEarth Compayという日本の会社。そういった点でも同じ日本人として、強くその活動に惹かれ、応援したいと感じ、またバリ島に同じ志を持つすばらしい仲間ができたように感じました。

宿泊することで、自らがその社会活動の一部になることが出来ます。

今後バリに行く機会があれば、是非滞在・訪問してみてくださいね!

ラッキーだと現地に常駐する日本人スタッフの方に、日本語でホテルの解説を聞くこともできますよ!

🌿 mana ubud
https://www.manaubud.com

🌿 Each Company
https://www.earthcompany.info/ja/


最後になりましたが、ゆーやんが立ち上げたyinyangの姉妹ブランド Indigo Seaのビジネスパートナーちえこさんが運営するビーチクリーンの活動にも、旅のメンバー全員で参加させていただきました。
たった1時間弱で、10袋以上ものゴミが集まり、それらは最後地元の回収業者に回収してもらい、更に細かい分別がなされてリサイクルまたは処分施設へと送られていきます。

ビーチクリーンの活動はこちらのインスタアカウントをどうぞ👇

@canggubeachcleanup



レポートを読んで、少しでもわたしたちの旅の一部にご一緒したような気分を楽しんでいただけましたら幸いです💛

それでは皆さま、最後までお読みいただきありがとうございました〜!


with my deep gratitude,
Azusa 

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