Yinyang AMBASSADORS

JUNKO SAITO 齋藤 純子
ハタヨガインストラクター

氣が付けば寝しなに聞こえてくる音が、カエルから虫の鳴き声に変わっていました

ギラギラの夏が終わり、過ごしやすくなったものの、何だか寂しい氣分です

みなさんは、いかがお過ごしですか

中医学では、夏は高温で「陽」が高まり易く、「陰」を消耗しやすい季節とあります

8月中旬の台風が去ったあと、日差しが少し穏やかになったり、朝晩が冷え込むようになったことで、「陽」と「陰」のバランスの変化を、心や身体で感じた方も多いのではないでしょうか

私たちは日々、目に見えない自然の変化に影響を受けながら、心や身体を調整、調和させている‘生き物’なのだなとつくづく感じます

「養生」とは、命を正しく養うこと
現代医学が発展していない時代に、どのように生活を送れば病気にならないのかを考えたのが「養生」の始まりだそうです

-ヨガのある生活-
そう考えると、命、魂そのものを乗せる乗り物である身体を直接動かし、しなやかな肉体と呼吸を保つことは、自然治癒力を最大限に発揮するためにも、とっても有効的な手段だと思います

夏は朝夕の比較的涼しい時間帯に、エネルギーを消耗し過ぎない程度に、下半身メインのほぐしやポーズをしっかりして、グラウンディングをすることで、上半身へのアプローチがとってもし易くなります
背骨と胸の柔軟性を取り戻し、身体の軸を感じ、深い呼吸を味わいたいものです

-『エキス』で胃腸を活性化-
夏は、冷たいものを摂り過ぎて、想像以上に胃腸を冷やしています
その上、暑さで体力を消耗し、身体の機能が低下しがちです

一つ目は、わたしの常備薬『梅肉エキス』
胃腸の不調、熱、冷え、貧血、なんでも効きます
甘いものを食べ過ぎた時も、一舐めすると罪悪感が消えるような(笑)、おまじない的鉄板アイテムです

二つ目は、初めて自作した『よもぎエキス』

これは凄い!
良薬です!!
東城百合子さん曰く、夏のよもぎが一番パワフルでエキスにオススメだそう
土鍋いっぱいのよもぎを1日かけてグツグツ煮て、よもぎを絞って濾した液体をさらに煮詰め、最後に残ったほんの少しの飴状のものがエキスです
摂れば摂るほど、身体が浄化されていく氣がします
こちらも梅肉同様、万能薬です

三つ目は『にんにくエキス』
こちらは、よく知られている「黒にんにく」なのですが、にんにくの形を残しているだけで、『フルーツガーリック』と言う名の発酵トロトロ『エキス』です
朝の空腹時に頂くことで、活力が湧いてきます

主に、この自然からいただく恵み「三種の神エキス」とヨガで、今年は快適に夏を乗り切ることが出来ました
秋は何をプラスしようか考え中です

どの時代も、ライフスタイルが変わっても、病気にならないために欠かせないものは、そう変わらないような氣がします

どんなにテクノロジーが進化しても、どんなに時間に縛られた生活を送っていても、自然界に属した人間の心と身体は、無意識に自然との調和を求めていると思います

自分が自分自身でいられること
これがわたしの幸せな生き方
自分と繋がる時間を大切にして、自然と調和し、繋がりを大切にしていきたいと思います