私の両親はヨガの指導者として岐阜の山奥で修行をしている時に出会い、私はヨガ、瞑想、断食の合宿所で0歳から4歳まで育ちました。そこでは3匹の大きなワンちゃん達と毎日を過ごし自然と戯れていたという記憶があります。

物心ついた時から常に隣にヨガ があり大人にまぎれてチャンティングをしたりポーズをとっていました。もちろん当時は意味もわからないままさせられていたと言った方が正しいかもしれません(笑)

私は１０代後半から３０代の前半までを単身でアメリカとイギリスで過ごしました。異国の地でとにかく頑張って勉強して仕事をする！という夢は持ち充実していたものの自分の内側の声を完全に無視していた生活。

その結果、体と心のバランスを崩しセルフケアの重要さに気づきました。そこからやっと自分のルーツを辿り、学び直すことになったのです。

そこで瞑想、ヨガ、自力整体、そしてアートは全て自分を内観するツールであること、そして体を動かしたり、芸術表現を通して解放する事が心と体のヒーリングとなる事を実感しました。

現在は日本で家族と共に矢上予防医学研究所の一員として自力整体を中心に予防医学をベースとした健康的なライフスタイルや知識をお伝えしています。

忙しない現代だからこそ、外ばかりに目を向けるのではなく、自分の内側の声を聞く静かな時間を持つこと。溢れかえる情報や、医療の数値や、他人の声ではなく、まず体や心の感覚で自分を知ることが健康や幸せへの第一歩だと感じています。