Yinyang AMBASSADORS

JUNKO SAITO 齋藤 純子
ハタヨガインストラクター

久しぶりに映画を観ました。
作品は『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』

こういうドキュメンタリー映画って、大きな映画館では上映されないし、知るチャンスも少なくて見落としがち。
今回お世話になったのは、京都 綾部の「里山映画部」さん、数ある映画の中からハイクオリティー、且つ、タイムリーな作品を選りすぐって、オンライン配信をしてくれるのでとっても有り難いです。

この作品は京都のビーガンカフェのVEG OUT CINEMAでも上映され、yinyangの代表によるトークセッションがありました。

さて、Online上映会に参加して気付いたことは、zoomで配信することの有意義さ!

面倒に思う人もいるかもしれないけど、始まる前にホストと簡単に挨拶を交わすことや、観賞後にある任意のシェアタイムが、作品だけでなく、参加したこと(自分の存在)を丸ごと意義あるものにしてくれたように思います。

配信しっぱなし、鑑賞しっぱなしも悪くないけど、一時の娯楽になりがちと言うか、記憶に残りずらいけれど、感想をシェアすることで、作品のメッセージを自分なりに消化できるし、より自分ごとになる。そして、色んな視点から問題を見ることも出来る。何より繋がりが生まれるのが素晴らしい。

ドキュメンタリー映画とシェア会の相性はバッチリ!こういった活動がどんどん増えるといいですね。

これはヨガのクラスにも言えることで、ヨガそのものはもちろん満足度が高いのだけど、ヨガ後にのんびりお茶をしたり、お喋りすることがとても意義があり、楽しく、大切な時間でもあります。
敢えて喋らなくても、時空感をシェアするだけでも心地いいものです。

それもそのはず!
生きていくために必要な「7つのニーズ」を、ここで思い出しました。

1、空気
2、水
3、睡眠
4、食べ物
5、居場所(安心できる場所)
6、つながり(関係性)
7、自己表現

下に向かって、存命の危機度は下がるのですが、5、6、7を軽んじては、自分を満たすことは決して出来ません。
自分が安心して発言、表現できる仲間と居場所は、生きていく上でとても大切な存在です。

お金でどうにかなるものでもなく、すぐ手に入るものでもなく、少しづつ積み上げ築いていくことが必要でしょうし、自分に嘘がつけないパートだと思います。

いつかヨガのオンライン配信でも、お喋りする時間が持てたら良いなと思っています。

いつかヨガのオンライン配信でも、お喋りする時間が持てたら良いなと思っています。

今コロナを経て、あらゆるものの価値が見直されています。必要なものと省略できるもの。それを見極めるのはいつも自分で、いつも自分で選択する。

オンラインが主流となったと同時に、人との繋がりや直接会うことの大切さを、私たちは実感しています。

デジタルな日々に疲れれば、デトックスを求め、息苦しい生活が強いられれば、自然の豊かな環境を求めます。
どんなに時代が進化しても、欠くことが出来ないものは何か。

人が生きるためのニーズの頂点には、いつも自然環境があることを、多くの人が実感しているチャンスの時だと思います。

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