Yinyang AMBASSADORS

KAYOKO YOSHIDA 吉田 香代子
OMYOGA代表
ヨガ指導者.瞑想指導者,哲学者,
OMYOGAテキスト監修及び認定講師指導
セラピカルヨガ.無の瞑想.有の瞑想考案者
YA指導資格:RYT200.500
YA認定指導講師資格:E-RYT200.500.RPYT85,YACEP
一児の母(シュタイナー学校に行ってます)

人には、自分で自分のケガを治す力がある。
それは自然治癒力といって
体のケガ、心のケガどちらも治せるらしい。
深い傷には時間がかかるし
力が強い時もあれば弱い時もある。

それで弱い時はもちろん治す力も弱く、
そんな時は、休んだり、泣いたり、笑ったりして、
心と体に栄養を与え、力をチャージできるスペースを作るのがいいみたい。

一度その必要性を知ったら、スペース作りがどんどんうまくなる。
人それぞれ、いろんな方法があるけれど、
わたしにとっては、バリ島のウブドで過ごす時間がその一つ。

20代初め、心身共に一番辛い時期に偶然行ったバリ島ウブド。
世界全てに対してバカにしていたというか、
どうでもよいものに見えていた時期だった。もちろん自分のことも。
そんなタイミングでの初ウブドの中で今でも思いだすひとつが、
大号泣したマッサージショップ。

その日、ホテル近所のマッサージをうけに行ってた。
ベッドに寝転んで、丸い穴に顔をいれて下を見た時、
静かに、だけどものすごく号泣した。

石の床の上に木のボール、その中に水ときれいな花が目に入り、
お香がふわふわ漂って、そして鳥とか獣の声が聞こえてきて、
満点笑顔だったお姉さんが温かい手でマッサージしている。

五感フルセット。
泣くしかない!全身の癒し!

バリに行くまで、泣くことも嫌になるほど、泣いていたから、
心がストップしてて、泣けてなかった数年間ぶりの癒しフルセットに完全にノックアウト。
その時はなんで泣くのかわからないけど、とにかくもう泣いて、
木のボールの中は、わたしの涙と鼻水でごちゃごちゃになっていたはず。

次の日には、食べるものは美味しくて、
そして、食べてる時に、野菜の音がする発見とか。
ライステラスが美しいと感じれるようになったり、
他人の優しさを素直に受け入れてみたりとか。
なんか、小さいことがちょっとステキなことだと感じれるように。

バカにしていた世界が、少しづつ違う色に変わっていく。
今まで感じていた感情と違う感情にとまどったり、たまに反発してみたり。
そんなこんなが続きながら、はや10数年。

新しい感動はもうないけれど、感動は続く
やっぱりバリに行ってしまう。

わたしは、今年もバリにいき、帰ってきたばかりで
エネルギー満タン。フル稼働。

今年は、バリ島に生息する美しきヨギ二達に出会い、
バリアンに浄化してもらったり、

行きたかったスピリットフェスティバル、インヤンヨガバリショップにも♡
大切な娘と、信頼するパートナー、バリ島の家族たちとステキな時間を過ごしてきました。

“バリ島在住インヤンフレンドでもあるチャクラワークのますみ先生、わたしの癒し♡”

“聖なる泉がわく寺院にて、禊の儀式が最近毎年の恒例に。
知人のバリアンと一緒に行き、浄化と祈りを行います。”

“今年のバリをより一層ステキな時間にしてくれた皆☆☆☆”



みなさんは、弱った時にリセットする場所や何かはありますか?
お金も時間もかかるかもしれない、かからないかもしれない。
だけど変わりに得られるものはとても大きい。

自然治癒力なんていう、病院ではかえない魔法の薬。
ガンまでなおせてしまうかもしれない。
自分のことや人のことを大切にできる心が戻ってくるかも。
人生の中でとっても大切なものです。

大切なものや順番に混乱してしまう時もあるけれど、
こんなことに気づけたこと、わたしはとてもうれしいし、楽になった。

遊び過ぎず遊んで、
食べ過ぎず食べて、
働きすぎず働き、
頑張り過ぎず頑張る。
そして家族や友人、
仕事の仲間と心地よい時間を過ごす。

適当が一番難しくて、
でもとっても大切なんだっす。

次号のヨガジャーナルでも
自然治癒力について書かせてもらったので、
良かったらそちらもご覧下さい。

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