Yinyang AMBASSADORS

KAYOKO YOSHIDA 吉田 香代子
OMYOGA代表
ヨガ指導者.瞑想指導者,哲学者,
OMYOGAテキスト監修及び認定講師指導
セラピカルヨガ.無の瞑想.有の瞑想考案者
YA指導資格:RYT200.500
YA認定指導講師資格:E-RYT200.500.RPYT85,YACEP
一児の母(シュタイナー学校に行ってます)

 

私は今心理学の勉強をしています。

心理学と一言でいっても、社会心理学や神経生理心理学、パーソナリティー心理学、ポジティブ心理学などなどなどなど・・・たーくさん種類があります。

そして比較的新しい種類に環境心理学という分野があるんです。
環境心理学は、環境が人の心に及ぼすことを学問してます。

例えば駅近くに自転車を置いてはいけないルールがあるにもかかわらず自転車を置いてしまうのは、環境に要因があるからで、環境に変化を与えることで皆が自然とルールを守るようにする。
などなど。
この学習の中で面白かったことが”環境問題”に対する環境作りに関して。
調査によると私たちのほとんどが環境問題に対してなにかしらのアクションをとりたいと思っていることがわかりました。
だけど、人が見ていないところでは、ゴミを分類せずに捨てたり、ポイ捨てをしてしまうことが多いことがわかりました。

このような行動に対して、「やってはいけません!」というのは逆効果というのです。そして「環境対策をしよう!」というだけでは具体的な指標があったとしても行動にはでてこないのです。

えー絶望的やん、て思うかもだけど、そんなことはないです。
こういう問題に対する良いアプローチ方法というのも研究結果ででてるんです。

 それは、行動を変えられる”環境”を作っておくことなんだって。

例えば、ゴミを分別するゴミ箱をもとから作っておく。とか、ゴミを分類することに対して対価を払うなどです。

最近では、いろんなホテルでリユースとリサイクルにわかれたゴミ箱があったりするのも、この環境心理学の調査を経て始まったことです。

ここからは、夢の理想世界だけど・・・

例えば、自動販売機に自分のマグカップを挿入できて、大きさにあわせて飲み物が計り売りされる。
マグカップを持ってない人は、ペットボトル代込めて特定の代金(少し高額)を支払う必要がある。

とかさ、

ここまでされると何がなんでもペットボトルもっていこうとしない?

マイバッグだって今までは当たり前についてたけど、つかなくなって、それに人々は順応してるんだから、自動販売機のマグカップだってなんとかなると思うんだよね笑

話がふくらんじゃったけど、つまり環境問題対策についても、具体的に行動するための環境作りは大切ということ。
ひとまず家庭でゴミの分別ができないなあと思ってる人なんかは、心ではなくリユースとリサイクルにわかれたゴミ箱にしてみるなど、環境を変えてみることからスタートしてもいいと思う。
そしてもし興味がわいたのであれば、環境心理学について学んでみると、根性論で動かずに楽に環境問題に向き合えるようになるかもしれません^^


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