私たちが大切にしていることは「自然との調和、繋がり」です
yinyangの製品の90%以上が天然素材を使用し、70%以上が草木染めを施しています。
自分の心身と向き合い調和していくヨガの練習中に身につけるものは、できるだけ自然由来のものを選びたい、また、毎日の生活の中で心地良さを感じヨガと自然と繋がっていたい、という思いからブランドが生まれました。
製造現場では、縫製工場、染め工場、プリント工場、刺繍工場、生地屋、金具雑貨屋など、たくさんの職人さんとの関わりから生まれています。
どのような人が携わり、どのような場所や方法で作られているのか等、職人さんとのコミュニケーションを大切にしながらひとつ一つの作業を進めています。
私たちが自分らしく、今いる場所で自分軸とのバランスを大切にしながら自然や周囲との調和を心がけること、自分が何を選ぶかに意識を向けて、選ぶことが世界を作ること、自分を表現できることをyinyangの製品を通してみなさんと一緒に体験したいと考えています。
地球に優しく
着る人にとっての心地良さを考えるのと同じくらい大切にしたいのが、私たちが暮らすこの大地・自然との調和です。
私たちの製品に使用する素材は化学肥料や農薬を使わないオーガニックコットンをはじめ、植物性のレーヨンや天然素材であるリネン、リサイクル素材を選択しています。
さらにインドネシアのバリ島で製造する草木染めの製品は、染色後に流れる水の浄化処理などにも配慮している信頼の置ける工場との取り引きを行っています。
また、縫製工場から出荷される際のプラスチック袋を廃止しました。そして、ユーザーの皆様への出荷時にはキャッサバ由来の袋(タピオカの原料)を使用し始めることが実現しました。
美しい自然と共存し、調和することで永続的に年月を重ねるために、環境の変化を知ること、そしてより良い方向へと改善していくことを考えるブランドでありたいと思います。
手から手へ
どうやって手元にたどり着いたのか、製品ができるまでの流れや、作り手の背景にあるストーリー、そして着る人へ届くまでの温かい繋がりが大切だと私たちは考えています。
例えば、バリの伝統工芸の草木染め製品は、長年担当する職人さんによって、一枚一枚を手仕事で、私たちがイメージする色に染め上げてもらいます。コミュニケーションを密に取り、彼らの生活や思いにも触れる事ができる距離感での丁寧なもの作りを心がけています。
また、日本では信頼する業者の方々を通してフェアトレードな取り引きに重きを置いています。時には小規模で手仕事をされているクリエイターさんとコラボレーションした商品を制作することもあります。
販売は公式オンラインショップが主ですが、定期的にpop up shopやヨガイベントに出店し、ユーザーのみなさまとコミュニケーションができる機会を積極的に設けています。その場でいただく意見は、私たちのこれからの活動や企画にとって、とても参考になっています。
Hand to Handには”手から手へ”ともう一つ、”手を取り合って”という意味もあります。
職人さんと私たち、そしてユーザーのみなさまへ、手から手へと温かさが伝わるプロセスを繋いでゆくことを大切にしています。
持続可能な未来を
未来の世界をイメージした時に、今、私たちにできることは何でしょうか?
持続可能であるためには、今ある自然環境を守ること、生産者にとって適切な支払いシステムであること、購入者にとって適正な価格設定であること、というように関わる人と環境どちらもが綺麗なバランスであることが大切だと考えます。
上質なものを適正な価格で提供できる範囲で製造し、大量生産ではなく小規模のコレクションを展開しています。
製造背景のストーリーを知り、共感して選んでいただいた製品を継続して、長く愛用していただけることが、私たちが思い描くサステナブルな循環への第一歩です。
ヨガの練習から得ることができる繊細に身体や周囲に意識を向ける感覚や、お互いを認め合い、愛情を持って接する気持ちをもの作りでも活かすことで、必ずより良い循環へつながっていくと信じています。