Yinyang AMBASSADORS

KAYOKO YOSHIDA 吉田 香代子
OMYOGA代表
ヨガ指導者.瞑想指導者,哲学者,
OMYOGAテキスト監修及び認定講師指導
セラピカルヨガ.無の瞑想.有の瞑想考案者
YA指導資格:RYT200.500
YA認定指導講師資格:E-RYT200.500.RPYT85,YACEP
一児の母(シュタイナー学校に行ってます)

最近の私がもっぱら気になる話題といえば、『9歳の危機』

9歳の危機は、シュタイナー教育の観点からみたこの時期の子供の発達変化のことだ。
私は、9歳の危機について書かれた冊子「一生を通じて学び続ける力を育てるー第2七年期の教育課題ー 松田 仁」を手に入れて、最近熱心にそれを見ている。目から鱗がポロポロの冊子だった。その中で、1,2年生の教育について書かれた内容に目がとまった。

私は、人間の身体は、自然界そのものが小さくなったものだと普段から感じている。自然と生きたい人だから自然とそんな考えになるのは当たり前だし、私と同じように考えてる人もいると思う。

目に止まったのは、そのようなことが書かれていた内容だった。そしてそれを教育として取り入れなさい。と書いてあるんだ。少し長文だけ下記に引用する。。

”9歳以前はまだ周囲と自分を区別しません。動物や植物を、あたかも人間のようにみなしています。だから2〜3年生は鳥の群れが空を待っているときに「鳥さんも遠足に行くんだね」と表現するのです。・・略・・

「9歳以前の子どもの教育におきましては、人間という内面と自然という外面の間に、まだ境界が存在していないかのごとく、すべてを取り扱わなければならないのです。このことを可能にするためには、私たちは授業をできるだけイメージ豊かに形成し、植物を人間と同じように取り扱い、植物たちをお互いに人間と同じように特性を写し入れていかなければなりません。しかしながら、環境世界と自分との関連において擬人感的体験をしたことのない子どもは、後になって人間としての本質の一部に欠落が生じます。でありますから教師は、自分自身もまた環境世界全体のなかへ、生き生きと霊と心をもって入り込んでいくことに喜びをもっていなければなりません。」『オックスフォード教育講座(新田義之 訳/イザラ書房)』

 この時期の子どもたちに対しては、大人自身も想像力を持って物事を見なす努力をする必要があります。子供の質問に、いつも自然科学的な解答を与えるのではないのです。例えば、「お母さん、どうして地球と月の関係でこういうふうになるの?」という質問に対して、「それはね、地球と月の関係でこういうふうになるのだよ。」と答えても分からないのです。「人間と同じように、海も息を吸ったり吐いたりしているのだよ。」と答えてあげるとよいのです。 (P18参照)

私は理論的なことが基本好きなので、子供にもそのように教育することが多いけど、自然とのつながりや自分だけの微細な感覚は大切に育んでいってほしいと思っている。

普段の生活で手取り早くそれを取り入れられるとすれば、太陽と共に起き、月とともに眠ることだろう。

なぜ早く眠るのか。

月の時間になったから。私たちの体は休む時間

なぜ朝起きるのか。

太陽の時間になったから。私たちの体が目覚める時間。

それでいいのだ。

さて、私は7月から365日ヨガ・メディテーションというクラスをしている。

そのクラスはヨガアーサナ、プラーナーヤーマ、メディテーションの自己練習クラスだ。

その自己練習のインスピレーション動画をインスタにあげている。

そこでインヤンのヨガウエアも見ることができる。

是非サイトの方にも遊びにきてほしい^^