Selamat siang.バリ島からユーヤンです。
今年秋、ウェブサイトをリニューアルするに辺り、バリ島でのお仕事紹介の撮影を行ってきました。


バリ島での物作りで一番力を入れているのが草木染めです。
この工場と出会って10年以上になります。
環境のことを考えて草木染めに辿り着いたのは、まだバリ島での草木染めを知らずケミカルプリントや染めをしていた初めの頃、工場で見る光景があまりにも酷く行くたびに心が痛んでました。ケミカルの染料を素手で触る職人さん、その液をそのまま排水溝へ流し川は瞬く間にケミカルの色の水となっていました。。。
こんな事を続けていたらバリ島の川や海がどうなるのか。生き物たちはどうなるのか。職人さんの健康もどうなるのか。想像するだけで心配事しか考えられなくなり必死で情報を集めて辿り着いたのが今の草木染め工場でした。
そこへオーダーするようになり草木から出される色の美しさに惚れ込んでいきます。環境のことを考えるイコール自然の美しさを知ることになります。
自然から何十種類もの色を出せることに感動し、同じ色を出すことが難しいとされている草木染めなのに、ここの工場では限りなく希望に近いパーフェクトな色を出してくれました。
時にオーダーと違う色になり、実はそれは失敗ではなく、私達が思うより素晴らしい色だったりします。
yinyangで草木染めを取り入れるようになり製造のサイクルも私達ベースではなく、草木染めベースで考えるようになり、普通のアパレル業界ではありえない製造期間を使っています。
職人さんにプレッシャーを与えないためにも、多くの葉を必要とする草木染めなので自然界のサイクルがととなわなければ進めません。
南国なので1年中欲しい植物は育っているのですが、多少の気候の違い乾燥や豪雨の時期が長く続き全く同じようにはいきません。
そしてyinyangスタッフも今ではそのサイクルがとってもしっくりきています。
バリ島で物作りをしていると全ての背景が身近なお陰でその日のお天気と同じく人の心とも繋がりやすくなります。
病気になると製造が止まることもあるし、お祭りごとでも止まります。でもそれもみんなで支え合っていけるのも常に身近な存在でいてくれるからだと思います。
一つのモノが出来上がるまでに携わってくれる全ての人や自然が健康でハッピーでありたいという思いはずっと変わりません。
ここまでくる道のりは簡単ではなかったけど今となればyinyangはいつも良いスタッフに恵まれているなと思います。

初めての映像撮影

草木染め工場の撮影は朝から始まりお昼を過ぎて続きました。
フォトグラファーはいつもお願いしているメディアバリのHisaちゃん。
いつもはモデルとのイメージ撮影なので、映像の撮影を行うのは初めてだけどブランドを知り尽くしてくれているのでとてもスムーズ。
職人さんもオーナーさんも仕事中でも協力的で色んなアイデアも出してくれました。
工場へ行かないと何が撮れるのかもわからず草木が届くのもいつなのか決まってないため合わせるのは難しい。
この日たまたまマンゴー農園から葉が届く!と聞いてラッキーなタイミングに遭遇しました。
色を作る唯一のおじさんが張り切って撮影に協力してくれて素晴らしい映像が撮れました。
バリ島はロックダウンになり1年半が過ぎました。
外国人の入国が難しくなりバリ島での仕事は激減している中、この工場は世界中からオーダーが止まりません。
10年ほど前では考えられない忙しさなのです。
世界中がエシカルへ走り出しこの工場が注目されてきているのが一目瞭然!
後世へ残せるものは何かを問われる時代となりました。
草木染めもまだまだ環境に取り組むための課題が尽きません。
この島で負担がない物作りとはなにか。
常に頭の中はそのことでいっぱいです。
チャレンジさせてもらえる環境とそれに付き合ってくれるバリの人達がいてくれてみんなで成長していけるのが嬉しい。

ヨガとバリの草木染めとの繋がり

自分の身体と心に素直になれるヨガ。
その大切な時間を草木染めに包まれることでより自然に近く心地良いヒトトキが深まります。
神々の島と呼ばれるバリの人たちの生き方はまさにヨギーニのよう。
毎日のお祈りで精神が安定し柔軟な身体と頭を持っています。
yinyangを身につけてくれているヨギーニもきっと同じ。
それを伝え繋げていくのが私の役割なのかな。
ラッキーなお役目を続けてこれてこうして綴ることで改めて喜びを感じています。




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