Yinyang AMBASSADORS
晩春の養生《スペース》 2019.5.16 斎藤純子
みなさん、こんにちは
いつもコラムを読んで下さり、ありがとうございます
ただ今、こちらは田植えのピーク(のようです)
冬の間、眠っていた田んぼが息を吹き返したように、あちこちの水田が輝いています
秋の収穫時も美しい景色ですが、水が張られた田んぼは「水鏡」、とても表情豊かで魅力的です
パワーが宿っています
稲だけではない、様々な生命が蠢く水田
蠢く【うごめく】の字のごとく、無数の虫たちがモグモグ動いているはずです
土についての知識はないのですが、土の存在は人間の腸に似ているなと感じます
固くなった土が耕され、土の間に沢山の’スペース‘ができ、微生物・虫が蠢き、土が呼吸し、水が流れ、巡りの良い環境が生まれます
腸も、動かしほぐし、細胞間に‘スペース’が生まれ、血行が良く、腸内微生物が元氣でな状態がベストです
‘スペース’の大切さは、外の世界でも同じことが言えます
混雑した場所では、人との間隔に心地良い‘スペース’を保つことは難しいです
ぶつからない様に自然と身を縮め、身体は緊張します
もちろん呼吸も浅くなります
心地よく動ける程よいスペースで、共に振動し合い、共存することが大切かと思います
日常生活の中で、たった5分でも頭の思考を止め、丹田スペースに意識を集め、頭と心に‘スペース’を取り戻せたら、外的要因に振り回されることも少なくなるでしょう
この季節の養生の一つとして、身体をゆるめて‘スペース’作りをすること以外にも土と触れ合うこと、そして、野草積みなどを通して、この季節を感じることをオススメしたいです
今回、着せていただいた新作ウェア、かなり春の里山に同化してます!
着心地も色も最高です