皆さまお久しぶりです、MARIEです。
すっかり夏から秋へ季節が変わり涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

秋は、梅雨の湿気や、夏の暑さを終え、一年で一番過ごしやすい季節です。また、夏の陽から冬の陰へエネルギーが入れ替わる時期でもあります。日照時間が短くなり落ち葉を見ると、少しもの寂しさを感じたり情緒が不安定になることもあるのではないでしょうか。

東洋医学では、秋は夏の余熱の残りや、空気の乾燥で、「肺」が弱りやすくなるといわれています。心や体の調子もこの時期に影響を受ける肺が関係していると考えられます。今回はこの季節を心身共に、元気に過ごせるような自力整体を紹介します。

肺の気を流す自力整体

肺の経絡の気を流す自力整体は、胸を広げて肩周りをほぐす動きです。毎日のスマホやパソコン作業によって背中が丸くなり、縮こまってしまった胸を広げます。姿勢を整え、呼吸を楽にして、冷えや乾燥に負けない肺を作りましょう。心身ともに快適に、スポーツや紅葉、食べ物など、秋の季節を満喫してください!



1うつ伏せになり両膝を曲げます。右の頬と、L字に曲げた右肘を床に降ろします。左手は真横で床を抑え、両膝を右側へ倒しましょう。この時、両膝を重ねた状態で倒すのがポイントです。



2しばらく左手で床を抑えながら上半身を左右にゆすり、体の重みと揺さぶりで床についている肩や胸周りをほぐしていきます。十分ほぐれたら、更に指圧を深めるために、左手をお尻の後に当てましょう。

写真3



3上になっている左肩が後ろへ行くように優しく揺さぶり、右肩を更にほぐしていきます。3、4回深呼吸をした後、ゆっくりと左手、お腹を床に降ろしてから、反対側を行います。両方終えたら、硬いと感じた方を長めに行い、左右差を無くして体のバランスを整えましょう。



4両方行ったら、ごろりと仰向けになります。息を深く吸い、ため息をつくように「はー」っと息を吐ききって、休みましょう。


いかがでしたか?この動きは就寝前や起床後など、ベッドの上でも簡単にできる動きです。是非、日常に自力整体を取り入れて、体を労ってあげてくださいね!

 

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