Yinyang AMBASSADORS

JUNKO SAITO 齋藤 純子
ハタヨガインストラクター

わたしの目下の目標はミニマム・ライフだ。
ここ数ヶ月の断捨離にはじまり、色んなものをポイポイ捨てていたら、ココロまで軽くなった。
当たり前のことだけど、何かを捨てればスペースができる。
あー 風が吹き抜けて気持ちがいい。
これでいい!
“風が抜けるスペースがあること”。
これがとても大切な氣がする。

ココロが軽くなったので、カラダも軽くしたくなり、先月からファスティングを繰り返している。ファスティングとは、昔でいう断食。
ハマり過ぎて、ただ今ファスティング・アドバイザーの資格を習得中。
断食の流儀を知らないけど、わたしが理解するファスティングは、ただ食べないのではなく、腸内環境をはじめ、細胞や免疫システムの活性を促すサポートをしてくれる最低限の栄養で1日〜3日を過ごす。
カラダが驚かないように、前後に準備日と回復日がある。
決してダイエットが目的ではないけど、結果として無駄な体重は落ちる。
ここでもカラダの中にスペースが生まれて、血液や呼吸、氣の流れが良くなるのを感じる。

実は、ヨガのポーズもとり易い。
カラダが柔らかい!
瞑想に入りやすい!!
ああ、メリットいっぱいだ。
もう一つ、思考もシンプルになってきた氣がする。歳のせいか諦めが良くなってきたとも言うw。
こだわりをどんどん手放して、もっと自由に、素直に、軽やかに。。。
自分自身も含め、あらゆる関係性において、風通しを良くしておくことが、自分らしくいるコツかもしれない。

やはり時代は、ミニマムに向かっている、ミニマムに明るい未来あり。
今はモノが溢れ過ぎて、無いものが無い。食べ物もあり過ぎるのに、肝心なところには届いていなかったり、大企業が金儲けの商売を広げ過ぎていて、自然環境もマーケットも、おまけに情報も錯綜気味。
例えば、わたしは完璧なヴィーガンやベジタリアンでは無いけど、肉食に対して、少し考える必要があるのではないかとも思う。

世界全体で家畜の飼育のために使われている土地や水の量は、驚愕に値する。
国連報告書『畜産の長い影』によれば、地球上で、最も土地を使用しているのは工業型畜産であり、それは森林破壊の主要な原因となっている。
お肉の生産は地球の陸地の26%、なんと1/4を利用しているのだ。
もっと価格を引き上げて、お肉、つまり命を頂くことを、もっと特別なことにすることも出来る。
他にも、ゼロウェイストにしろ、リサイクルにしろ、時代はミニマムに向かっているようだ。