人と違うこと、間違いを恐れない ~ 尾井理恵さん

YinYang アンバサダー
尾井理恵さん
尾井理恵
Rie Oi
「Be Present」 代表
フリーヨガインストラクター
Foodインストラクター

みなさん、こんにちは。YinYangアンバサダーの尾井理恵です。
YinYangファンの多くは生活にYOGAを取り入れていらっしゃると思います。
YOGAクラスに参加する際に、ぜひ意識を向けて欲しいことがありますが、YOGAをしていない方にも沢山当てはまることがあると思います!
 YOGAクラスでは、多くの場合、先生がポーズへのアプローチを言葉で伝えながら見本を見せていくと思います。
けれど、自分の位置から先生が見えなくなったり、先生が言葉のみで説明した場合、見事に生徒さんの動きが止まります。そしてキョロキョロと挙動不審になります(笑)!
「ここで右膝を持ち上げて、左手を上にあげていきましょう」とすでに先生は言葉で丁寧に説明しています。
めちゃくちゃ簡単な説明しかしてないのですが、耳で聞くより目で見たことを真似することに頼ることに慣れているから、見本がないと一人じゃ出来ない!事態に陥ります。
みなさんも経験ありませんか?(私は今でもありますよ!)

 なぜなら私たち現代人はあまりにも目に入る情報・刺激に頼りすぎ、自分の感覚に無頓着となっているからです。テレビやスマホなど一方的に膨大な情報が流れてきて、便利な一方で雑音に翻弄され、自分にとって本当に必要な情報・感覚をキャッチ出来なくなっているように思います。

 耳で聞いたことを咀嚼して、それをイメージし、自分の身体で表現し感じていく、という神経回路が退化したままですから、視覚に頼ったままでは何年ヨガをやっていても、先生の動きが見えなくなった途端動けなくなります。
特に顕著なのは、太陽礼拝の一連の動きです。見たままの真似でしかやっていないので、クラスの中で「はい、さあ、各自のペースでどうぞ!」と先生がポジションを離れると、みんなピクリとも動けない(笑)。
家でやるお勧めのヨガを聞かれることも多く、沢山の要素を兼ね揃えている太陽礼拝をお勧めしますが、「やってみたら全然動けなかった」、と1年以上クラスに通って来てくれている生徒さんでもそう口を揃えます。

先生のポーズを絶対見ちゃダメ!とは言いませんが、ぜひ、ご自身の五感を研ぎすます意識を心掛けてみて下さい。
ご自身の神経回路の状態を知ることにもなるし、受け身だった動きが主体的となり、集中力が抜群に跳ね上がります。
そうすることで、間違いなく心と身体が一致し、バランスが取れていきます!
YOGAが「自分自身との対話」といわれる所以です。

そしてなにより、特に日本人に多く見られる「間違っていたら嫌だ、恥ずかしい」「先生や隣の人と違っていなければ安心」といった他人の目や、他人との比較で自分の位置を確認する気持ちを捨てて下さい。
間違えるから、自分の力で自分の正解を体験することが出来ます。

人と違うからこそ、「わたしたちの命」の意味があるのですから。