南インド・アーユルヴェーダ・リトリート紀行 ~ 大西枝美さん

YinYang アンバサダー
大西枝美
Emi Onishi
米国ヴェーダ研究協会認定ヨガ & アーユルヴェーダ・ウェルネス・コンサルタント
インド政府公認ヨガインストラクター
OJAS – Yoga & Ayurveda 主宰

アーユルヴェーダの発祥地、南インドのケララ州で、わたしの信頼するインド屈指のアーユルヴェーダドクターであるウンニ先生のもと、
精神と肉体の治療法である「パンチャカルマ」プログラムを体験するリトリートを開催しました。
パンチャカルマは、食事制限しながら行うデトックス療法で、アーユルヴェーダの教典では42日間の治療を受けることが望ましいとされています。

毎日の治療は足で行われる力強い「カラリ」と呼ばれる全身オイル マッサージと、
症状に合わせた日替わりの治療が2、3施されること計2時間半で構成されています。


(治療室)

治療が終わると、副作用のない植物で作られたナチュラル・メディスンを毎度処方してもらいます。
ウンニ先生の家族は代々伝わるアーユルヴェーダファミリーで、トリートメントに使われるオイルやクリニックで処方されるお薬は全て、
ウンニ先生のお母さんが運営されている工場で作られています。


(ウンニ先生のお母さんの薬工場。一見ゴミのような。。アーユルヴェーダの大切なお薬の数々)


(出来上がった薬は、日光や月光に当てて完成させる)

チャイのような飲み物で下痢を起こさせる腸内洗浄や、バスティ(浣腸)も行いました。
腸が綺麗になった後の爽快感は素晴らしいけれど、洗浄の過程は決して優しくはありません。
腸が汚れている人程その過程は辛く、発熱や長時間続く下痢などが解毒の症状として現れます。

ココナツの木が鬱蒼と茂るジャングルにある治療室には、遠くに聞こえる波の音や南国特有の不思議な鳥の声が響いています。
セラピストと交わす簡単な会話が途切れると静けさが戻りジャングルの威力に吸い込まれそうになります。

大地のエネルギーがたくさん詰まったオイルや薬草によって自然と一体化するパンチャカルマの聖なる儀式の中で、
参加者の方々は自然に寄り添いながら深く安らいでおられたようです。


(リトリート最終日は海で泳ぎました!)

全世界を照らす太陽の光

月の光や火の光

この光は私の光であることを知れ

私は大地の中に入り

私の力で万物を支える

私は甘露の月となって

一切の草木を育てる

私は生命の炎となって

万物に宿り

呼吸と一体になって

四種の植物を消化する

私は万人の心臓の中にあり

記憶と知識を与え、持ち去る

私はヴェーダの語るすべてである

私はヴェーダンタの著者であり

ヴェーダを知るものである

― バガバッド • ギータ 第15章


(インヤンのお洋服と、みんなで作ったガネーシャヤントラ。大好きなものに囲まれてとっても幸せ!)

参加者の方々からの早速の要望にお応えいたしまして来年も開催が決まりました。今回チャンスを逃した方、来年一緒に夢のような時を過ごしましょう!